杜仲葉を主原料とした健康食品中のゲニポシド酸及びカフェインの分析

杜仲葉を主原料とした加工品中のゲニポシド酸 (GA) 及びカフェイン (CF) の分析法を検討するとともに市販品の含有量調査を行った. 抽出は熱水で行い, クリーンアップは逆相とイオン交換カートリッジを組み合わせた方法によって行った. 定量は逆相系カラムを用いたHPLCによって行った. 市販品の含有量調査を行ったところ, GAは杜仲茶と称するものすべてから検出され, その含有量は乾燥葉のティーバッグタイプで160~1,500μg/g, 清涼飲料水で3.6~19μg/gであった. また, CFは茶葉との混合品のみから検出され, その含有量は2,100~9,800μg/gであった....

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Published inShokuhin eiseigaku zasshi Vol. 37; no. 6; pp. 343 - 350_1
Main Authors 友松, 俊夫, 小林, 千種, 川合, 由華, 中里, 光男, 牛山, 博文, 只野, 敬子, 田村, 行弘, 小川, 仁志, 立石, 恭也
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本食品衛生学会 01.12.1996
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ISSN0015-6426
1882-1006
DOI10.3358/shokueishi.37.6_343

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Summary:杜仲葉を主原料とした加工品中のゲニポシド酸 (GA) 及びカフェイン (CF) の分析法を検討するとともに市販品の含有量調査を行った. 抽出は熱水で行い, クリーンアップは逆相とイオン交換カートリッジを組み合わせた方法によって行った. 定量は逆相系カラムを用いたHPLCによって行った. 市販品の含有量調査を行ったところ, GAは杜仲茶と称するものすべてから検出され, その含有量は乾燥葉のティーバッグタイプで160~1,500μg/g, 清涼飲料水で3.6~19μg/gであった. また, CFは茶葉との混合品のみから検出され, その含有量は2,100~9,800μg/gであった.
Bibliography:550212
ZZ00009680
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.37.6_343