カキ‘刀根早生’の自発休眠覚醒モデルによる自発休眠覚醒期および早期加温栽培における発芽期の推定

カキ‘刀根早生’の切り枝を用いて自発休眠覚醒モデル(DVRモデル)を作成した.自発休眠覚醒には5~8℃の温度が最も有効であった.奈良県における自発休眠覚醒期は12月下旬ごろと推定された.加温開始時のDVIと切り枝の発芽率が50%を超えるまでの日数との関係から,最低気温を15~18℃一定で加温した早期加温栽培における発芽期が高い精度で推定でき,モデルの適合性が確認された....

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Published inEngeigaku kenkyuu Vol. 5; no. 1; pp. 45 - 49
Main Authors 今川, 順一, 浦崎, 孝行, 脇坂, 勝, 杉村, 輝彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 園芸学会 2006
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ISSN1347-2658
1880-3571
DOI10.2503/hrj.5.45

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Summary:カキ‘刀根早生’の切り枝を用いて自発休眠覚醒モデル(DVRモデル)を作成した.自発休眠覚醒には5~8℃の温度が最も有効であった.奈良県における自発休眠覚醒期は12月下旬ごろと推定された.加温開始時のDVIと切り枝の発芽率が50%を超えるまでの日数との関係から,最低気温を15~18℃一定で加温した早期加温栽培における発芽期が高い精度で推定でき,モデルの適合性が確認された.
Bibliography:ZZ20004168
721690
ISSN:1347-2658
1880-3571
DOI:10.2503/hrj.5.45