岐阜地鶏雌における換羽期の血漿プロジェステロン, テストステロンおよびエストラジオール濃度の変化

岐阜地鶏雌において秋期の自然換羽期における血中性ステロイドホルモン濃度の変化を調べた。供試鶏の換羽期間は16~31日並びに総脱羽重量は22.3g~67.0gであった。血漿中の性ステロイド濃度は,換羽の開始に伴って有意な減少を示し,最も低い換羽中期の値はプロジェステロン44±4pg/ml,テストステロン60±6pg/mlおよびエストラジオール29±3pg/mlであった。全換羽期間中の平均値の場合には,テストステロンでは比較的高く132±12pg/ml,また,プロジェステロンおよびエストラジオールはそれぞれ86±5pg/ml, 38±3pg/mlであった。...

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Published inNihon Kakin Gakkaishi Vol. 23; no. 2; pp. 104 - 107
Main Authors 河野, 友宏, 桑山, 岳人, 一戸, 健司, 伊藤, 博
Format Journal Article
LanguageEnglish
Japanese
Published 日本家禽学会 1986
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Summary:岐阜地鶏雌において秋期の自然換羽期における血中性ステロイドホルモン濃度の変化を調べた。供試鶏の換羽期間は16~31日並びに総脱羽重量は22.3g~67.0gであった。血漿中の性ステロイド濃度は,換羽の開始に伴って有意な減少を示し,最も低い換羽中期の値はプロジェステロン44±4pg/ml,テストステロン60±6pg/mlおよびエストラジオール29±3pg/mlであった。全換羽期間中の平均値の場合には,テストステロンでは比較的高く132±12pg/ml,また,プロジェステロンおよびエストラジオールはそれぞれ86±5pg/ml, 38±3pg/mlであった。
Bibliography:ZZ20005654
342438
ISSN:0029-0254
DOI:10.2141/jpsa.23.104