電気探査法の技術動向とその適用性の評価

電気探査比抵抗法の技術動向と適用事例についてレビューし, その適用性を検討した。垂直探査は探査作業の簡便性から平面的に探査点を配置することにより3次元的な比抵抗構造の概略を把握できる。比抵抗法2次元探査は2次元逆解析が実用段階に達し, 土木・防災・環境の各分野における適用例が増加しっつあり, 比抵抗モニタリングにも応用されている。さらに地下構造の3次元性を考慮した3次元探査手法の開発も進められている。探査の適用性は, 地下の比抵抗コントラストの有無および探査上の前提条件と地下構造の合致度に左右される。...

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Published inNōgyō Doboku Gakkai-Shi Vol. 67; no. 11; pp. 1169 - 1176,a1
Main Authors 中里, 裕臣, 竹内, 睦雄, 金, 喜俊
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 農業農村工学会 01.11.1999
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ISSN0369-5123
1884-7188
DOI10.11408/jjsidre1965.67.11_1169

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Summary:電気探査比抵抗法の技術動向と適用事例についてレビューし, その適用性を検討した。垂直探査は探査作業の簡便性から平面的に探査点を配置することにより3次元的な比抵抗構造の概略を把握できる。比抵抗法2次元探査は2次元逆解析が実用段階に達し, 土木・防災・環境の各分野における適用例が増加しっつあり, 比抵抗モニタリングにも応用されている。さらに地下構造の3次元性を考慮した3次元探査手法の開発も進められている。探査の適用性は, 地下の比抵抗コントラストの有無および探査上の前提条件と地下構造の合致度に左右される。
Bibliography:ZZ00014130
601057
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.67.11_1169