リサイクル社会における土木材料と構造物

循環型社会は生産・消費・廃棄の一方通行型システムとは異なり, 資源やエネルギーを節約することと環境負荷を伴わないリサイクルが行われるシステムである。またその中で, 新しく資源をっくっていくことが望まれる。 リサイクルの過程で創出される土木材料およびコンクリートの構成材料にっいて, その種類とそれぞれの原料や製造法を紹介する。特にダイオキシンを排出しない溶融処理から造られるごみ溶融スラグの有用性を提示する。 古い構造物の補修・補強にっいて, 劣化したフィルダムの表面遮水コンクリートの繊維混入モルタルによる補修例およびひどい損傷部分を持っ頭首工の補修・補強が, 更新に比べて大幅なコスト縮減を果たし...

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Published inNōgyō Doboku Gakkai-Shi Vol. 69; no. 6; pp. 611 - 614,a2
Main Author 藤居, 宏一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 農業農村工学会 01.06.2001
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ISSN0369-5123
1884-7188
DOI10.11408/jjsidre1965.69.6_611

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Summary:循環型社会は生産・消費・廃棄の一方通行型システムとは異なり, 資源やエネルギーを節約することと環境負荷を伴わないリサイクルが行われるシステムである。またその中で, 新しく資源をっくっていくことが望まれる。 リサイクルの過程で創出される土木材料およびコンクリートの構成材料にっいて, その種類とそれぞれの原料や製造法を紹介する。特にダイオキシンを排出しない溶融処理から造られるごみ溶融スラグの有用性を提示する。 古い構造物の補修・補強にっいて, 劣化したフィルダムの表面遮水コンクリートの繊維混入モルタルによる補修例およびひどい損傷部分を持っ頭首工の補修・補強が, 更新に比べて大幅なコスト縮減を果たした例を紹介する。
Bibliography:ZZ00014130
631452
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.69.6_611