北海道の風土と地域住民参加による農村の活性化

北海道の農業・農村は, その歴史はわずか130年と新しいものの, 自然条件, 歴史的発展過程, 農業生産活動形態等により, 各々特色のある風土を形成している。これらの独特の風土は, 歴史的に蓄積された田園空間の生活や文化的価値を反映するものであるとともに, これらを保全・創造させることが地域の活性化に重要なことである。 本報は, ケーススタディをとおして, 農村風土が形成されてきた歴史的経過とこれらをもとにし地域活動について分析を行い, 今後の農村風土を継承・発展させていく方向性を示すことにより, 歴史的連続性を基本とした地域の風土の継承・活性化の一助に資することを目的とする。...

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Published inNōgyō Doboku Gakkai-Shi Vol. 71; no. 3; pp. 219 - 222,a2
Main Authors 芦口, 幸弘, 千賀, 裕太郎, 木村, 尚光, 森瀧, 亮介
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 農業農村工学会 01.03.2003
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ISSN0369-5123
1884-7188
DOI10.11408/jjsidre1965.71.3_219

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Summary:北海道の農業・農村は, その歴史はわずか130年と新しいものの, 自然条件, 歴史的発展過程, 農業生産活動形態等により, 各々特色のある風土を形成している。これらの独特の風土は, 歴史的に蓄積された田園空間の生活や文化的価値を反映するものであるとともに, これらを保全・創造させることが地域の活性化に重要なことである。 本報は, ケーススタディをとおして, 農村風土が形成されてきた歴史的経過とこれらをもとにし地域活動について分析を行い, 今後の農村風土を継承・発展させていく方向性を示すことにより, 歴史的連続性を基本とした地域の風土の継承・活性化の一助に資することを目的とする。
Bibliography:ZZ00014130
670216
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.71.3_219