脱脂粉乳および全脂粉乳の熱物性値
非定常プローブ法により脱脂粉乳および全脂粉乳の熱物性値を数段階の水分, 温度, かさ密度条件下で測定した。その結果, 以下の知見を得た。 (1) 試料の熱伝導率は, 温度, 水分およびかさ密度の関数として以下の式で表された。λ=a1M+b1T+c1ρ+d1 (2) 試料の熱拡散率はかさ密度の一次式で整理できた。κ=a3ρ+b3 (3) 試料の比熱は, 水分, 温度双方に関して一次式とした次の式で表された。cp=a4M+b4T+c4...
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Published in | Food preservation science Vol. 34; no. 5; pp. 275 - 281 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本食品保蔵科学会
01.09.2008
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Subjects | |
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ISSN | 1344-1213 2186-1277 |
DOI | 10.5891/jafps.34.275 |
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Summary: | 非定常プローブ法により脱脂粉乳および全脂粉乳の熱物性値を数段階の水分, 温度, かさ密度条件下で測定した。その結果, 以下の知見を得た。 (1) 試料の熱伝導率は, 温度, 水分およびかさ密度の関数として以下の式で表された。λ=a1M+b1T+c1ρ+d1 (2) 試料の熱拡散率はかさ密度の一次式で整理できた。κ=a3ρ+b3 (3) 試料の比熱は, 水分, 温度双方に関して一次式とした次の式で表された。cp=a4M+b4T+c4 |
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Bibliography: | 763249 ZZ00016464 |
ISSN: | 1344-1213 2186-1277 |
DOI: | 10.5891/jafps.34.275 |