各種飼料原料中のリンの利用率について

各種飼料原料中のリンの利用率を測定するため, 吉田と星井の方法を用いて植物質原料, 動物質原料および鉱物質原料のリンの利用率を測定するとともに, ミートボンミールについて産地, 製法, 素材の種類および粒度分布の差異がリンの利用率に及ぼす影響を検討した結果, 次のとおりであった。 動物質原料および鉱物質原料は, ほぼ100%の利用率であったが, 植物質原料については各原料とも低い傾向がみられた。また, ミートボーンミールのリンの利用率は, 製法および素材の種類よりも粒度の影響の方が大きいと考えられた。...

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Published inNihon Kakin Gakkaishi Vol. 16; no. 5; pp. 277 - 280
Main Authors 石川, 道幸, 堀田, 三郎, 吉岡, 敏夫, 中島, 宏樹, 草〓, 登夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本家禽学会 01.09.1979
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ISSN0029-0254
DOI10.2141/jpsa.16.277

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Summary:各種飼料原料中のリンの利用率を測定するため, 吉田と星井の方法を用いて植物質原料, 動物質原料および鉱物質原料のリンの利用率を測定するとともに, ミートボンミールについて産地, 製法, 素材の種類および粒度分布の差異がリンの利用率に及ぼす影響を検討した結果, 次のとおりであった。 動物質原料および鉱物質原料は, ほぼ100%の利用率であったが, 植物質原料については各原料とも低い傾向がみられた。また, ミートボーンミールのリンの利用率は, 製法および素材の種類よりも粒度の影響の方が大きいと考えられた。
Bibliography:202123
ZZ20005654
ISSN:0029-0254
DOI:10.2141/jpsa.16.277