施肥量による食味成分の変動及び隔測による推定

基肥と穂肥を多段階施用した試験区1(40区画、面積0.2ha)と、基肥を多段階に、穂肥を生育量に応じて可変施用した試験区2(40区画、面積0.2ha)を対象とし、窒素施肥量による食味成分(アミロースとタンパク質)の変動を調査した。食味成分と食味値は負の相関を、食味成分と穂肥量は正の相関を示した。出穂期のマルチ及びハイパースペクトルリモートセンシング画像と試験区1のデータで食味成分推定モデルを作成し、試験区2のデータを適用してモデルの検証を行った。マルチ及びハイパースペクトル推定モデルのRMSEC(RMSEP)は、アミロースが0.774(0.883)及び0.117(0.122)として、タンパク質...

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Published inNōgyō Kikai Gakkaishi Vol. 69; no. 1; pp. 52 - 58
Main Authors 村主, 勝彦, 飯田, 訓久, 柳, 讚錫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 01.01.2007
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Summary:基肥と穂肥を多段階施用した試験区1(40区画、面積0.2ha)と、基肥を多段階に、穂肥を生育量に応じて可変施用した試験区2(40区画、面積0.2ha)を対象とし、窒素施肥量による食味成分(アミロースとタンパク質)の変動を調査した。食味成分と食味値は負の相関を、食味成分と穂肥量は正の相関を示した。出穂期のマルチ及びハイパースペクトルリモートセンシング画像と試験区1のデータで食味成分推定モデルを作成し、試験区2のデータを適用してモデルの検証を行った。マルチ及びハイパースペクトル推定モデルのRMSEC(RMSEP)は、アミロースが0.774(0.883)及び0.117(0.122)として、タンパク質は0.862(0.965)及び0.136(0.121)であった。
Bibliography:740590
ZZ00015065
ISSN:0285-2543
DOI:10.11357/jsam1937.69.52