航空マルチスペクトルイメージングによるコナラ収量推定モデルの安定性の検討

近赤外と可視領域の計4バンドからなる2年分の航空マルチスペクトルイメージを用いて、線形回帰モデリングによるコナラ22個体の収量推定を行った。コナラ個体樹冠から得られた反射輝度値および胸高断面積合計値・樹高・樹冠面積を説明変数とし、地上計測によって得られたコナラ殻斗個数の常用対数値を目的変数として重回帰分析を行った。得られたモデルに対してleave?one?ou cross validaionを適用してモデルの安定性を検証した結果、2003年度6月5日と2004年度5月26日の航空画像データが、それぞれの年の収量推定に有効であることが示され、推定精度はそれぞれR2=0.49とR2=0.56であっ...

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Published inNōgyō Kikai Gakkaishi Vol. 68; no. 4; pp. 49 - 55
Main Authors 秋田, 鉄也, 酒井, 憲司, 岩渕, 祐子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 01.07.2006
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Summary:近赤外と可視領域の計4バンドからなる2年分の航空マルチスペクトルイメージを用いて、線形回帰モデリングによるコナラ22個体の収量推定を行った。コナラ個体樹冠から得られた反射輝度値および胸高断面積合計値・樹高・樹冠面積を説明変数とし、地上計測によって得られたコナラ殻斗個数の常用対数値を目的変数として重回帰分析を行った。得られたモデルに対してleave?one?ou cross validaionを適用してモデルの安定性を検証した結果、2003年度6月5日と2004年度5月26日の航空画像データが、それぞれの年の収量推定に有効であることが示され、推定精度はそれぞれR2=0.49とR2=0.56であった。
Bibliography:731751
ZZ00015065
ISSN:0285-2543
DOI:10.11357/jsam1937.68.4_49