ジャガイモそうか病の発生に及ぼす土壌水分,土壌pHおよび薬剤処理の影響

ジャガイモそうか病の防除をかん水によって行う場合の土壌水分条件について玄武岩質細粒赤色土壌で検討したところ,発病抑制効果が得られる限界のかん水開始点はpF2.2前後であった。しかし,かん水による防除効果は土壌pHが5.2~5.4と低い場合には認められたが,6.0~6.5では認められなかった。かん水のみでは発病抑制効果が認められない場合,かん水に薬剤処理を併用することによって高い防除効果が得られた。...

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Published inKyūshū Byōgaichu Kenkyūkaihō Vol. 31; pp. 27 - 29
Main Authors 田代, 暢哉, 松尾, 良満, 角, 博
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 九州病害虫研究会 30.10.1985
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Summary:ジャガイモそうか病の防除をかん水によって行う場合の土壌水分条件について玄武岩質細粒赤色土壌で検討したところ,発病抑制効果が得られる限界のかん水開始点はpF2.2前後であった。しかし,かん水による防除効果は土壌pHが5.2~5.4と低い場合には認められたが,6.0~6.5では認められなかった。かん水のみでは発病抑制効果が認められない場合,かん水に薬剤処理を併用することによって高い防除効果が得られた。
Bibliography:ZZ00014779
322762
ISSN:0385-6410
1884-0035
DOI:10.4241/kyubyochu.31.27