15. 農村地域における骨密度値について(アンケート結果からの検討)

• Published in: 日本農村医学会雑誌 Vol. 48; no. 1; pp. 58 - 59
• Main Authors: 中村俊一, 上田譲司, 櫻庭光夫, 豊田成司
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 日本農村医学会 1999

我々は, 道内各厚生病院の協力を得て『骨の健康フェア』開催時に希望者を対象にして骨密度測定並びに健康アンケートを実施した. その結果から骨密度値について, 食生活, 生活習慣及び生体情報の面から検討を行ったので報告する. 対象；平成7年5月から平成9年12月の間に参加した女性1,021名(平均年齢58.0歳±11.3SD)である. 測定装置は, アロカ社製橈骨X線骨密度測定装置DCS-600である. なお骨密度は加齢と共に減少する傾向があるため各年代毎に検討を行った. 検定にはScheffe の方法を用い, 危険率5％以下を有意な差とした. 結果；骨密度値は, 食生活情報では, 牛乳・乳製品の...