経気管支生検で確診の得られた肺のinflammatory pseudotumorの1例
肺のinflammatory pseudotumorは, 画像診断上肺癌との鑑別が困難であり, 手術により確診が得られることが多いとされる. 今回我々は, 経気管支肺生検により確定診断した症例を経験したので報告する. 症例は58歳, 男性. 平成6年5月27日の検診で右上肺野に異常陰影を指摘され, 精査目的に当科入院. 胸部CTで, 右S^2 に腫瘤影を認めた. 生検の結果, リンパ球浸潤を認め, 表面マーカーの検索などから診断を確定した....
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Published in | 気管支学 Vol. 17; no. 1; p. 104 |
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Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本気管支学会
1995
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0287-2137 |
Cover
Summary: | 肺のinflammatory pseudotumorは, 画像診断上肺癌との鑑別が困難であり, 手術により確診が得られることが多いとされる. 今回我々は, 経気管支肺生検により確定診断した症例を経験したので報告する. 症例は58歳, 男性. 平成6年5月27日の検診で右上肺野に異常陰影を指摘され, 精査目的に当科入院. 胸部CTで, 右S^2 に腫瘤影を認めた. 生検の結果, リンパ球浸潤を認め, 表面マーカーの検索などから診断を確定した. |
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ISSN: | 0287-2137 |