長期に治療継続できているCPアテトーゼ児について

一般的にCPアテトーゼ児は, 体幹の不安定性や, 上肢の機能不全, および上肢や顔面などに不随意運動が生じるという問題をもっている. これらは年齢を重ねて行く中で次第に悪化することがある. 今回, 生後6ヵ月よりボイタ法にて治療を開始し, 17才の現在まで治療継続できているCPアテトーゼ児について報告し, 治療継続の必要性およびその意味について考えてみたい....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in理学療法学 Vol. 23; no. suppl-2; p. 123
Main Authors 香月眞佐美, 牟禮努, 中嶋信太郎, 福井香織, 大橋久美子, 佐藤雅男
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1996
Online AccessGet full text
ISSN0289-3770

Cover

More Information
Summary:一般的にCPアテトーゼ児は, 体幹の不安定性や, 上肢の機能不全, および上肢や顔面などに不随意運動が生じるという問題をもっている. これらは年齢を重ねて行く中で次第に悪化することがある. 今回, 生後6ヵ月よりボイタ法にて治療を開始し, 17才の現在まで治療継続できているCPアテトーゼ児について報告し, 治療継続の必要性およびその意味について考えてみたい.
ISSN:0289-3770