ACL再建術後の大腿四頭筋筋断面積の経時的変化について

膝前十字靱帯(以下ACL)再建術後のリハビリテーションでは, スポーツ復帰を目指し, 再建靱帯を保護しつつ, 筋力回復を第一の目的として行っている. その中でも特に大腿四頭筋の筋力は, 早期回復, 早期スポーツ復帰のための指標の一つとして多くの報告が得られている. 今回我々は, 筋力回復について筋断面積の観点から分析を試みるため, 磁気共鳴診断(以下MRI)による計測を行い, ACL再建術後の大腿四頭筋筋断面積の経時的変化および特性について検討した....

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Published in理学療法学 Vol. 21; no. suppl-2; p. 251
Main Authors 渡井陽子, 油井直樹, 杉本聖子, 塚原隆司
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1994
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Summary:膝前十字靱帯(以下ACL)再建術後のリハビリテーションでは, スポーツ復帰を目指し, 再建靱帯を保護しつつ, 筋力回復を第一の目的として行っている. その中でも特に大腿四頭筋の筋力は, 早期回復, 早期スポーツ復帰のための指標の一つとして多くの報告が得られている. 今回我々は, 筋力回復について筋断面積の観点から分析を試みるため, 磁気共鳴診断(以下MRI)による計測を行い, ACL再建術後の大腿四頭筋筋断面積の経時的変化および特性について検討した.
ISSN:0289-3770