猫乳腺腫瘍細胞8株におけるEカドヘリン,αカテニン,βカテニンの発現と細菌内局在

腫瘍の悪性度に関する要因の1つとして、細胞接着因子の発現異常が知られている。今回猫乳腺腫瘍細胞8株において、細胞接着因子であるEカドヘリン、αカテニン、βカテニンの発現量および細胞内局在を検討した。その結果、他の細胞株と比べ著明な発現量の低下や分子サイズの減少を認める株が存在した。また、1株においてEカドヘリンの局在に異常を認めた。なお、βカテニンには量、局在ともに異常を認める株は見られなかった。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inJournal of veterinary medical science Vol. 69; no. 8; pp. 831 - 834
Main Authors 高氏, 俊六, 渡邊, 学, 宇山, 里奈, 中川, 貴之, 宮島, 望, 望月, 学, 西村, 亮平, 菅野, 純夫, 佐々木, 伸雄
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 01.08.2007
Online AccessGet full text
ISSN0916-7250

Cover

More Information
Summary:腫瘍の悪性度に関する要因の1つとして、細胞接着因子の発現異常が知られている。今回猫乳腺腫瘍細胞8株において、細胞接着因子であるEカドヘリン、αカテニン、βカテニンの発現量および細胞内局在を検討した。その結果、他の細胞株と比べ著明な発現量の低下や分子サイズの減少を認める株が存在した。また、1株においてEカドヘリンの局在に異常を認めた。なお、βカテニンには量、局在ともに異常を認める株は見られなかった。
Bibliography:742672
ZZ00004754
ISSN:0916-7250