腰痛発症に関わる下肢の身体的要因について

【はじめに】スポーツによる腰痛は, 腰椎の器質的病変, 体幹筋群や大腿筋群などの筋力低下, 筋力imbalanceを主要な原因としてあげられることが多い. また, これらの要因に作用する他の身体的素因があることも十分考えられる. すなわち, 大腿筋群や下腿筋群の筋硬度や足関節の関節可動域の左右差などのように両下肢の左右のimbalanceが腰痛の発症に関わっていることも十分考えられる. そこで, 本研究では, スポーツ活動に伴う腰痛発症に関わる下肢の身体的要因について分析し, その特徴を明らかにすることを目的とする. 【対象と方法】対象は, 定期的なフィジカルチェックにおいて調査に同意を得た某...

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Published in理学療法学 Vol. 30; no. suppl-2; p. 218
Main Authors 伊藤浩充, 小野玲, 前田有美, 若狭真妃, 佐浦隆一, 平田総一郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 20.04.2003
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