刺激間間隔と反応頻度に依存する事象関連電位の変動
【目的】中枢神経系の情報処理と運動のメカニズムを反映する指標として, CNVやP300が知られている. 本研究の目的は, CNVおよびP300について刺激間間隔(ISI)と反応頻度を変化させた弁別課題を設定し, 時間的定位や情報処理における中枢神経系機能の特徴を導き出すことである. 【方法】対象は健常人12名(全員右利き)であった. 被験者には聴覚刺激による単純弁別反応課題を行わせ, 予告刺激(S1)を1kHzでスピーカーから与え, 反応刺激(S2)はヘッドホンを介して与えた. S2では反応を行うattend=at(2kHz)と反応を行わないignore=ig(1kHz)を弁別させ, atでは...
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Published in | 理学療法学 Vol. 30; no. suppl-2; p. 219 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本理学療法士協会
20.04.2003
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