日本と韓国における「職業リハビリテーション」の情報交流 ~韓国の障害者雇用公団雇用開発院の訪問を通して

「1. はじめに」2024年9月10日(火), 日本職業リハビリテーション学会国際委員会では, 韓国京幾・道城南市にある韓国障害者雇用公団雇用開発院に訪問し, 「職業リハビリテーション」に関する情報交流を行った. 韓国障害者雇用公団(Korea Employment Agency for Persons with Disabilities: KEAD)は, 韓国における障害者雇用の代表機関であり, 障害者が職業を通じて自立した生活を送れるよう支援するとともに, 事業主への雇用促進支援も行っている機関である. その傘下機関である雇用開発院(Employment Development Insti...

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Published in職業リハビリテーション Vol. 38; no. 2; pp. 75 - 77
Main Authors 權偕珍, 前原和明, 八重田淳, 柴田珠里
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本職業リハビリテーション学会 30.03.2025
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ISSN0915-0870

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Summary:「1. はじめに」2024年9月10日(火), 日本職業リハビリテーション学会国際委員会では, 韓国京幾・道城南市にある韓国障害者雇用公団雇用開発院に訪問し, 「職業リハビリテーション」に関する情報交流を行った. 韓国障害者雇用公団(Korea Employment Agency for Persons with Disabilities: KEAD)は, 韓国における障害者雇用の代表機関であり, 障害者が職業を通じて自立した生活を送れるよう支援するとともに, 事業主への雇用促進支援も行っている機関である. その傘下機関である雇用開発院(Employment Development Institute: EDI)は, 障害者雇用に関する研究事業や雇用の専門人材を養成するための研修事業も行っている. 日本では, 1960年に「障害者雇用促進法」が制定され, 韓国では, 1999年に「障害者雇用促進・職業リハビリテーション法」が制定された.
ISSN:0915-0870