第5回日本輸血学会秋季シンポジウムを振り返って
第5回日本輸血学会秋季シンポジウムの会長として, 輸血学会の歴史の1ページを担当する事が出来, 大変光栄に思うと同時に, 50周年を迎えた輸血学会の更なる発展を祈念するものであります. この度, 記念誌用の原稿を依頼されましたが, 平成13年3月で大学を退き, 現在は一般病院に於いて輸血学よりも寧ろ輸血療法に重心を移して「輸血」に携わっております. 従いまして会の詳細は日本輸血学会誌44(4), 501-657, 1998に譲り, ここでは思い出を中心に記載させて頂きました. またこの文章も本シンポジウムを開催するにあたり中心的な役割を果たされた田崎哲典講師にお願い致しました. さて学会をお引...
Saved in:
Published in | 日本輸血学会雑誌 Vol. 49; no. suppl; pp. 62 - 64 |
---|---|
Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本輸血学会
10.11.2003
|
Online Access | Get full text |
ISSN | 0546-1448 |
Cover
Summary: | 第5回日本輸血学会秋季シンポジウムの会長として, 輸血学会の歴史の1ページを担当する事が出来, 大変光栄に思うと同時に, 50周年を迎えた輸血学会の更なる発展を祈念するものであります. この度, 記念誌用の原稿を依頼されましたが, 平成13年3月で大学を退き, 現在は一般病院に於いて輸血学よりも寧ろ輸血療法に重心を移して「輸血」に携わっております. 従いまして会の詳細は日本輸血学会誌44(4), 501-657, 1998に譲り, ここでは思い出を中心に記載させて頂きました. またこの文章も本シンポジウムを開催するにあたり中心的な役割を果たされた田崎哲典講師にお願い致しました. さて学会をお引き受けする際にいつも問題となる点を列挙してみますと, 開催日時と会場の決定, プログラムの作成, 演者への依頼, そして会の潤滑油的催しである懇親会の準備等かと思います. 中でも中核はやはり魅力あるテーマ, 演者の決定でしょうか. テーマに関しては秋季シンポジウムの目的が「地域の輸血医療に携わる方々の啓蒙と夢を与える場の提供」と考え, 「末梢血幹細胞移植は骨髄移植の代替法たりうるか‐現況と将来展望‐」に致しました. |
---|---|
ISSN: | 0546-1448 |