レーザー光による消化管癌の蛍光内視鏡診断
1980年福富らはアルゴンレーザー内視鏡による胃癌の固有蛍光が報告されて以来, レーザー光励起が診断面での応用が注目されてきている. これを目的にわれわれは新しい機器の開発を試みた. 基礎実験, 新鮮切除標本を用いた実験, 内視鏡の臨床応用の3つの実験を行い, 若干のデータを得たので報告する. 〔方法〕 (1)基礎実験-SLT社製YAGレーザーより1064nmのレーザー光を発振させ, KTP素子を用いて532nmに変換した....
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Published in | 日本レーザー医学会誌 Vol. 12; no. 1; pp. 62 - 63 |
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Main Authors | , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本レーザー医学会
01.06.1991
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ISSN | 0288-6200 |
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Summary: | 1980年福富らはアルゴンレーザー内視鏡による胃癌の固有蛍光が報告されて以来, レーザー光励起が診断面での応用が注目されてきている. これを目的にわれわれは新しい機器の開発を試みた. 基礎実験, 新鮮切除標本を用いた実験, 内視鏡の臨床応用の3つの実験を行い, 若干のデータを得たので報告する. 〔方法〕 (1)基礎実験-SLT社製YAGレーザーより1064nmのレーザー光を発振させ, KTP素子を用いて532nmに変換した. |
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ISSN: | 0288-6200 |