当科における過去11年間のBlundin－Nuhn嚢胞の臨床統計的観察

今回我々は, 1984年4月から1995年3月までの11年間に当科で診断及び治療を行ったBlundin－Nuhn嚢胞21症例について, 臨床統計的検討を加えたので, その結果を報告した. 男女比は1:2で, 女性に多く認められた. 年齢分布は, 0歳以上13歳未満6症例, 13歳以上25歳未満12症例であり, 25歳未満が全症例の85.7%を占めていた. 発生部位は, 舌尖正中部に最も多く認められた....

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Published in小児口腔外科 Vol. 6; no. 1; p. 82
Main Authors 杉本綾, 河合俊彦, 黒柳範雄, 佐藤文彦, 木下弘幸, 栗田賢一, 河合幹, 亀山洋一郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本小児口腔外科学会 30.05.1996
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ISSN0917-5261

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Summary:今回我々は, 1984年4月から1995年3月までの11年間に当科で診断及び治療を行ったBlundin－Nuhn嚢胞21症例について, 臨床統計的検討を加えたので, その結果を報告した. 男女比は1:2で, 女性に多く認められた. 年齢分布は, 0歳以上13歳未満6症例, 13歳以上25歳未満12症例であり, 25歳未満が全症例の85.7%を占めていた. 発生部位は, 舌尖正中部に最も多く認められた.
ISSN:0917-5261