脳卒中患者の入院中のADLの改善について

1997年1月から2年間に当院リハビリテーション科に入院した脳卒中患者142名のADLの改善を検討した. 「対象」脳梗塞67名, 脳出血71名, くも膜下出血4名. 右85名, 左57名. 発症~当院入院までの期間は平均80.2日. 入院時平均年齢は62.7歳. 平均入院期間129日. 「方法」当院の15項目, 5段階ADL評価法(15点~75点)で入院時・退院時に評価. 「結果」退院時ADLは62点となり入院時より10ポイントの改善を認めた. コミュニケーションの項目以外は半ランクから1ランクの改善を得た. 脳出血群が脳梗塞群に比べ有意に改善していた. また, 痴呆非合併例が合併例に比べて改...

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Bibliographic Details
Published inリハビリテーション医学 Vol. 36; no. 6; p. 421
Main Authors 野村忠雄, 藤木勇治, 影近謙治
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本リハビリテーション医学会 18.06.1999
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