身体活動の視点から見た通勤手段の実態と活動的な通勤への切替可能性:地域別の記述疫学研究
目的:車やバイクを用いた不活動通勤から徒歩,自転車,公共交通を用いた活動的通勤への切替えには様々な健康上の利益が期待されている.しかし,不活動通勤者のうち,どの程度が活動的通勤へ切替可能なのかは明らかでない.そこで本研究は日本在住労働者における不活動通勤者の割合と,それらの者のうち活動的通勤へ切替可能性がある者の割合を地域別に明らかにすることを目的とした.対象と方法:本研究はWeb調査を用いた記述疫学研究である.2021年4月~5月に調査会社に登録している20–79歳の3,000名(性,年齢,居住都道府県の割合が日本の人口構成と一致するように抽出)を対象に調査を行った.労働者に対し,通勤に利用...
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Published in | 産業衛生学雑誌 Vol. 66; no. 2; pp. 90 - 97 |
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Main Authors | , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本産業衛生学会
20.03.2024
日本産業衛生学会 |
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