約20年の間に両側大腿骨転子部骨折と同側の骨幹部骨折を繰り返した1例
今回我々は,約20年の間に両側の大腿骨転子部骨折と骨幹部骨折を繰り返し,4回の観血的骨接合術を施行された例を経験した.症例は96歳女性,他施設にて79歳時に右大腿骨転子部骨折にてCHS,85歳時に左大腿骨転子部骨折にてγ-nailを施行されており,87歳時に左大腿骨骨幹部骨折を生じ,当院にてγ-nail抜去後に髄内釘術施行した.94歳時には右大腿骨骨幹部骨折にてEnder釘を施行され,96歳で左大腿骨転子下骨折を生じ,保存的加療とした.CHS後の二次性大腿骨骨幹部骨折の対処法として,抜釘後に髄内釘やEnder釘の挿入を行った報告があるが,本症例のように抜釘せずにEnder釘を挿入した報告は見ら...
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Published in | 整形外科と災害外科 Vol. 56; no. 4; pp. 570 - 573 |
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Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
西日本整形・災害外科学会
2007
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