皮膚筋炎に併発した非結核性抗酸菌感染による化膿性股関節炎の1例
【はじめに】非結核性抗酸菌感染による化膿性股関節炎の1例を経験したので報告する.【症例】53歳女性,皮膚筋炎,間質性肺炎に対してステロイド,免疫抑制薬を内服していた.歩行時の左股関節痛を認め,当科に紹介された.X線像で異常なく,MRIで関節液貯留を認めた.血液検査でCRP 2.7 mg/dLであったが股関節痛の発症前から高値であり関節穿刺は施行しなかった.初診9カ月後には関節裂隙狭小化を認め,人工股関節全置換術(以下,THA:total hip arthroplasty)を予定した.関節包を切開すると膿汁様の滲出液を認め,術式をデブリドマンに変更した.滲出液からM. intracellular...
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Published in | 整形外科と災害外科 Vol. 72; no. 4; pp. 817 - 820 |
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Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
西日本整形・災害外科学会
25.09.2023
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