重症破裂脳動脈瘤の治療方針
「はじめに」第24回日本脳卒中外科研究会の主題テーマ "破裂脳動脈瘤は解決されたか. 特に1994年の治療成績を基に" に沿い, 我々がこれまでに経験した破裂脳動脈瘤のうち特に重症例, いわゆる付帯条件を除いたHunt and Kosnik分類のGrade IIIからVの267症例に関し, 手術成績およびそれに影響を与える因子を分析し, 重症破裂脳動脈瘤の治療指針を検討するとともに1994年の治療結果を検証した. 「症例および方法」検討の対象とした症例は山梨医科大学附属病院およびその関連施設において1974年6月より1994年12月までに手術を行った破裂脳動脈瘤で, 術前の...
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Published in | 脳卒中の外科 Vol. 24; no. 3; pp. 205 - 209 |
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Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本脳卒中の外科学会
30.05.1996
日本脳卒中の外科研究会 |
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ISSN | 0914-5508 1880-4683 |
DOI | 10.2335/scs1987.24.3_205 |
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Summary: | 「はじめに」第24回日本脳卒中外科研究会の主題テーマ "破裂脳動脈瘤は解決されたか. 特に1994年の治療成績を基に" に沿い, 我々がこれまでに経験した破裂脳動脈瘤のうち特に重症例, いわゆる付帯条件を除いたHunt and Kosnik分類のGrade IIIからVの267症例に関し, 手術成績およびそれに影響を与える因子を分析し, 重症破裂脳動脈瘤の治療指針を検討するとともに1994年の治療結果を検証した. 「症例および方法」検討の対象とした症例は山梨医科大学附属病院およびその関連施設において1974年6月より1994年12月までに手術を行った破裂脳動脈瘤で, 術前の付帯事項を付けないHunt and Kosnik分類のGrade III : 154例, Grade IV : 99例, Grade V : 14例の計267例である. |
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ISSN: | 0914-5508 1880-4683 |
DOI: | 10.2335/scs1987.24.3_205 |