ラット実験的歯周炎におけるオステオプロテジェリンの局所投与による歯槽骨吸収抑制効果
オステオプロテジェリン(OPG)は,骨芽細胞に発現する NF-кВ受容体リガンド(receptor activator of NF-кВ ligand:RANKL)のおとり受容体であり,破骨細胞の分化誘導や活性化を抑制する作用がある。すでに骨粗鬆症や癌性骨転移やリウマチ様関節炎などに対する臨床試験で OPG の効果が得られている。歯周病に関しては,ラット実験的歯周炎に対して OPG の全身投与が有効であり歯槽骨吸収が減少することが報告されている。本研究では,ラット実験的歯周炎における OPG の局所投与効果を調べた。上顎第 2 臼歯をナイロン糸で結紮した後,5 日目および 14 日目の当該組織...
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Published in | 日本歯周病学会会誌 Vol. 54; no. 2; pp. 167 - 174 |
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Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
28.06.2012
日本歯周病学会 |
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