内頸動脈血豆状動脈瘤に対する頸部内頸動脈塞栓術
内頸動脈血豆状動脈瘤は内頸動脈前壁に生ずる小さな半球状の膨隆であり, その詳細な病態や発生機序などはまだよくわかっていない1)5)7)9)14)15). また直達手術の際破綻しやすく, 予期しなかったような不幸な転帰を取ることがある6)12)16)17). 今回われわれはその3例において頸部内頸動脈塞栓術を行ったので, それらの臨床経過について文献的考察を加えて報告する. 対象と方法 佐賀医科大学脳神経外科において, 1981年より1998年3月までに治療を受けた脳動脈瘤は498例であり, このうち内頸動脈前壁動脈瘤は5例であった. 5例中4例が血豆状動脈瘤と考えられた. この4例中, 3例に...
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Published in | 脳卒中の外科 Vol. 27; no. 1; pp. 19 - 23 |
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Main Authors | , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本脳卒中の外科学会
1999
日本脳卒中の外科学会 |
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