光弾性実験における2主応力分離の簡易計算法
光弾性実験において等色線測定により簡単に主応力差を求めることができるが,主応力を分離する図式積分法は煩雑で熟練を要する.本報では,ラプラスの方程式の境界処理にフーリエ展開境界値平均法を導入し,より簡単に2主応力を分離する方法を提案した.具体例として,円板ならびに正方形板について実験を行い,本方法を適用し,その妥当性ならびに精度を検証し,本方法が簡単でかつ比較的精度の良い結果を与えることを示した....
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Published in | 日本機械学会論文集 A編 Vol. 49; no. 448; pp. 1598 - 1602 |
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Main Authors | , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本機械学会
1983
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ISSN | 0387-5008 1884-8338 |
DOI | 10.1299/kikaia.49.1598 |
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Summary: | 光弾性実験において等色線測定により簡単に主応力差を求めることができるが,主応力を分離する図式積分法は煩雑で熟練を要する.本報では,ラプラスの方程式の境界処理にフーリエ展開境界値平均法を導入し,より簡単に2主応力を分離する方法を提案した.具体例として,円板ならびに正方形板について実験を行い,本方法を適用し,その妥当性ならびに精度を検証し,本方法が簡単でかつ比較的精度の良い結果を与えることを示した. |
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ISSN: | 0387-5008 1884-8338 |
DOI: | 10.1299/kikaia.49.1598 |