ツイッターデータと気象データから熱中症救急搬送者数を予測する

【要旨】「目的」 : 気象データに熱中症関連ツイートの要素を加えることで熱中症救急搬送者数を予測できるかを検討すること. 「対象・方法」 : 2015~2017年を対象とした. 2015年東京データを用いて, 平均気温と熱中症ツイート数から, 熱中症救急搬送者数の予測式を作成した. 次に, 作成した予測式が他年次や他地域へも適応可能であるかを評価するため, 他年次の東京都および, 大阪府と神奈川県に関するデータでの検証を行った. 「結果」 : 予測値と実数の相関係数は0.9726であった. ツイート数を用いたことで予測精度が向上した. 他地域でも熱中症ツイート数の補足を加えた予測式は平均気温か...

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Bibliographic Details
Published in日本臨床救急医学会雑誌 Vol. 22; no. 4; pp. 573 - 579
Main Authors 布施明, 坂慎弥, 布施理美, 萩原純, 宮内雅人, 横田裕行
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本臨床救急医学会 31.08.2019
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