女性看護師の腰痛の有無と身体・心理・社会的姿勢に関連する因子とその様相

女性看護師の腰痛の有無と身体・心理・社会的姿勢に関連する因子を抽出し,その様相を明らかにすることを目的とした。4年制看護系大学卒業後1年目と5年目の女性看護師8名を対象に腰痛の有無別グループに各2名ずつ配置し,半構造化グループインタビューによりデータ収集し,テキストマイニング分析と共起ネットワーク分析により質的データを可視化した。結果,腰痛のある看護師は,腰痛の要因は身体的姿勢に重きをおき,自分自身の身体的姿勢に関して主観的あるいは客観的に意識しているが,他者や作業効率を優先し身体的姿勢だけでなく心理・社会的姿勢の負担が重くなる様相を示した。腰痛のない看護師は,自分自身の身体的姿勢や腰への負担...

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Published in日本看護研究学会雑誌 Vol. 35; no. 2; pp. 2_113 - 2_122
Main Authors 渡邉, 順子, 武田, 啓子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本看護研究学会 20.06.2012
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