中学校創作ダンス授業における生徒の学びに関する一考察

中学校の創作ダンス授業において生徒は授業をどのようにとらえているか,生徒の授業後の記述について分析した。 生徒が身近な題材で易しい課題に取り組むねらい1では,恥ずかしさを忘れ楽しく踊れた学習であったことが示された。即興的に表現を行う授業では,仲間とイメージやストーリーについて意見を出し合って考えたりすることや仲間や他のグループの動きへの気づきに関することが示された。作品創作を行うねらい2では,生徒はグループ内で意見を出し協力する態度を学んでいたことが示された。発表・鑑賞会では,表現することや創作ダンスへの認識を深める学習であったことが示された。...

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Published inNihon Joshi Taiiku Remmei gakujutsu kenkyuu Vol. 33; pp. 43 - 53
Main Author 江藤, 真生子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published Tokyo 公益社団法人 日本女子体育連盟 2017
Japan Association of Physical Education for Women
Japan Science and Technology Agency
Subjects
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ISSN1882-0980
2185-3401
DOI10.11206/japew.33.43

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Summary:中学校の創作ダンス授業において生徒は授業をどのようにとらえているか,生徒の授業後の記述について分析した。 生徒が身近な題材で易しい課題に取り組むねらい1では,恥ずかしさを忘れ楽しく踊れた学習であったことが示された。即興的に表現を行う授業では,仲間とイメージやストーリーについて意見を出し合って考えたりすることや仲間や他のグループの動きへの気づきに関することが示された。作品創作を行うねらい2では,生徒はグループ内で意見を出し協力する態度を学んでいたことが示された。発表・鑑賞会では,表現することや創作ダンスへの認識を深める学習であったことが示された。
Bibliography:ObjectType-Article-1
SourceType-Scholarly Journals-1
ObjectType-Feature-2
content type line 14
ISSN:1882-0980
2185-3401
DOI:10.11206/japew.33.43