食鳥肉からのコンダクタンス法によるサルモネラ検出

食鳥肉からのサルモネラ検出を1日で行う方法として前増菌培養によるBactometer法およびサルモネララテックス凝集反応テストを併用した.またBactometer法の前培養に用いる3種類の増菌培地の選定やBactometer法の培養温度を調べた.さらに, Bactometer法のISS増菌培地および食鳥肉からの従来法によるサルモネラ検出を行った. 1. 食鳥肉からのサルモネラ検出はBactometer法とラテックススライド凝集反応テストの併用によって1日で可能になった. 2. サルモネラ検出法は, SBG増菌培地で43℃, 8時培養後, Bactometer法のISS増菌培地の37℃ 培養とラ...

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Published in日本食品微生物学会雑誌 Vol. 18; no. 2; pp. 57 - 60
Main Authors 中谷, 真人, 仲西, 寿男, 盛田, 隆行, 寺本, 忠司, 高倍, 正典
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本食品微生物学会 2001
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ISSN1340-8267
1882-5982
DOI10.5803/jsfm.18.57

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Summary:食鳥肉からのサルモネラ検出を1日で行う方法として前増菌培養によるBactometer法およびサルモネララテックス凝集反応テストを併用した.またBactometer法の前培養に用いる3種類の増菌培地の選定やBactometer法の培養温度を調べた.さらに, Bactometer法のISS増菌培地および食鳥肉からの従来法によるサルモネラ検出を行った. 1. 食鳥肉からのサルモネラ検出はBactometer法とラテックススライド凝集反応テストの併用によって1日で可能になった. 2. サルモネラ検出法は, SBG増菌培地で43℃, 8時培養後, Bactometer法のISS増菌培地の37℃ 培養とラテックススライド凝集反応テストの併用が有効であった.
ISSN:1340-8267
1882-5982
DOI:10.5803/jsfm.18.57