In Vivo Screening of Oral Formulations Using Rats : Effects of Ingested Water Volume on Oral Absorption of BCS Class I and III Drugs from Immediate-Release Formulations

本稿では, 2020年にJournal of Drug Delivery Science and Technology(JDDST)に掲載された摂南大学薬学部薬剤学研究室を中心として遂行した研究(Kataoka et al., J. Drug Delivery Sci. Technol., 60, 102100 (2020))に関して, 僭越ながら当該論文の筆頭著者(片岡誠:本稿の著者)が代表して, 特に論文中には記載していない研究の背景などについて紹介させていただく. 著者が所属する摂南大学薬学部薬剤学研究室を主宰する山下伸二先生らの研究グループは, 「薬物の消化管吸収」を主テーマとして様々...

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Published inJournal of Pharmaceutical Science and Technology, Japan Vol. 82; no. 3; pp. 157 - 158
Main Authors Makoto Kataokaa, Shun Morimotoa, Keiko Minamia, Haruki Higashinoa, Masato Nakanob, Yosuke Tomitac, Takuya Nagatoc, Shinji Yamashitaa
Format Journal Article
LanguageEnglish
Japanese
Published 日本薬剤学会 2022
The Academy of Pharmaceutical Science and Technology, Japan
公益社団法人 日本薬剤学会
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Summary:本稿では, 2020年にJournal of Drug Delivery Science and Technology(JDDST)に掲載された摂南大学薬学部薬剤学研究室を中心として遂行した研究(Kataoka et al., J. Drug Delivery Sci. Technol., 60, 102100 (2020))に関して, 僭越ながら当該論文の筆頭著者(片岡誠:本稿の著者)が代表して, 特に論文中には記載していない研究の背景などについて紹介させていただく. 著者が所属する摂南大学薬学部薬剤学研究室を主宰する山下伸二先生らの研究グループは, 「薬物の消化管吸収」を主テーマとして様々な視点から研究を遂行してきた. 当研究室では, 2000年代前半より難溶性薬物の経口吸収性や製剤化効果の定量的評価法の構築などのin vitroシステムを用いた研究を軸とする一方で, 薬物間相互作用による代謝物体内動態の変化や安定同位体標識化合物を用いた薬物体内動態評価など多くのin vivo研究も実施してきた.
ISSN:0372-7629
2188-3149
DOI:10.14843/jpstj.82.157