全ゲノム情報を活用した世界の医療の現状
臨床の現場においてエキソームや全ゲノムシーケンスを用いた精密医療が指数関数的に成長し、多くのラボでシーケンシングを検査のポートフォリオに入れつつある。全ゲノムシーケンスのコストは1人当たり10万円を切るようになってきたが、その解析を行い、臨床的意義について解釈するためには、膨大なデータを迅速かつ正確に処理する必要があり、ここには、シーケンス自体のコストの数倍のコストがかかる。全ゲノムシーケンスを用いたクリニカルシーケンスなどで、先頭を走る米国の施設を中心に、いくつかの事例を紹介し、Genomics Englandのプロジェクトについても解説する。全ゲノム情報を用いた解析から、最終的に臨床の現場...
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Published in | 総合健診 Vol. 49; no. 2; pp. 271 - 277 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
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一般社団法人 日本総合健診医学会
10.03.2022
日本総合健診医学会 |
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