ソナゾイドを用いて超音波内視鏡にて精査した胆囊腺筋腫症の1例

• Published in: Progress of Digestive Endoscopy Vol. 87; no. 1; pp. 138 - 139
• Main Authors: 本吉, 慶史, 石毛, 尚起, 富澤, 稔, 杉山, 隆夫, 篠崎, 文信, 山本, 重則
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部 12.12.2015; 日本消化器内視鏡学会関東支部会
• Subjects: ソナゾイド; 胆囊腺筋腫症
• ISSN: 1348-9844; 2187-4999
• DOI: 10.11641/pde.87.1_138

「症例」 患者:70歳台, 男性. 主訴:特になし. 家族歴:特記すべきことなし. 現病歴:他院にて, C型慢性肝炎に対してインターフェロン治療施行され著効. 当地への転居に伴い, 経過観察を希望されて当院を受診した. 腹部超音波検査(SSA-700A/東芝):胆嚢底部に限局性の壁肥厚と内部の不鮮明な低エコー領域が認められた. 胆嚢腺筋腫症の可能性が考えられたが, 胆嚢癌が併存する可能性も否定できず, 精査目的で入院となった.