ベンゼン架橋ポリシロキサンからの有機-無機ハイブリッドの調製と性質

ベンゼン架橋アルコキシシランである 1,4-ビストリエトキシシリルベンゼンまたは 1,4-ビスジエトキシ(メチル)シリルベンゼンを窒素気流下で加水分解重縮合することによりポリシロキサンを合成した.これらのポリシロキサンのエタノール溶液を加熱することにより高い可トウ性を有する自己支持膜が得られた.ポリシロキサンの分子量および加熱時間を増加するとシロキサンの架橋度が増加し,より剛直な自己支持膜が得られた....

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Published in高分子論文集 Vol. 65; no. 6; pp. 416 - 420
Main Authors 郡司, 天博, 阿部, 芳首, 末高, 洋輔, 稲垣, 伸二, 藤田, 悟
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 高分子学会 2008
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ISSN0386-2186
1881-5685
DOI10.1295/koron.65.416

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Summary:ベンゼン架橋アルコキシシランである 1,4-ビストリエトキシシリルベンゼンまたは 1,4-ビスジエトキシ(メチル)シリルベンゼンを窒素気流下で加水分解重縮合することによりポリシロキサンを合成した.これらのポリシロキサンのエタノール溶液を加熱することにより高い可トウ性を有する自己支持膜が得られた.ポリシロキサンの分子量および加熱時間を増加するとシロキサンの架橋度が増加し,より剛直な自己支持膜が得られた.
ISSN:0386-2186
1881-5685
DOI:10.1295/koron.65.416