バランス練習が要介護高齢者のFunctional Reach Testと重心動揺に及ぼす影響
目的:注意や判断,言語など認知機能が要求されるバランス練習が要介護高齢者のFunctional Reach Test(FRT),重心動揺(Body Sway:BS)を改善するかどうか検討した.対象:軽度要介護状態の後期高齢者23名(平均年齢81.5±4.8歳)を無作為に運動群と認知群に分類した.方法:運動群は作成したバランスボードを水平に保つ課題とした.認知群は上記の運動メニューに難易度を設定し,身体が感じていること,内的表象を口頭で報告してもらった(内部観察).ベースライン期,介入期,追跡期の歩行速度,FRT, BSを計測した.結果:歩行速度は両群とも変化はなかった.運動群はBS一部に改善が...
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Published in | 日本老年医学会雑誌 Vol. 45; no. 5; pp. 505 - 510 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本老年医学会
2008
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