知的障害のある成人の性的表現・行動に対する態度尺度の構成概念妥当性・信頼性の検討

本研究は Cuskelly, M & Guilmore, L（2007）による Attitudes to Sexuality Questionnaire Individuals with an Intellectual Disability（ 以 下，ASQ-ID） お よ び Attitudes to Sexuality Questionnaire（以下，ASQ-GP）に項目を追加した ASQ-ID 日本版，および ASQ-GP 日本版の因子構造の解明，その構成概念妥当性・信頼性の検討を目的とした．一般人を対象とした web 調査結果を因子分析したところ，それぞれ 3 因子ずつ抽出さ...

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Published in発達障害研究 Vol. 45; no. 2; pp. 166 - 178
Main Authors 延原, 稚枝, 名川, 勝, 武子, 愛, 門下, 祐子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本発達障害学会 31.08.2023
Subjects
因子分析
性的態度尺度
知的障害
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ISSN0387-9682
2758-9048
DOI10.60260/jasdd.45.2_166

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Summary:本研究は Cuskelly, M & Guilmore, L（2007）による Attitudes to Sexuality Questionnaire Individuals with an Intellectual Disability（ 以 下，ASQ-ID） お よ び Attitudes to Sexuality Questionnaire（以下，ASQ-GP）に項目を追加した ASQ-ID 日本版，および ASQ-GP 日本版の因子構造の解明，その構成概念妥当性・信頼性の検討を目的とした．一般人を対象とした web 調査結果を因子分析したところ，それぞれ 3 因子ずつ抽出された．ASQ-ID 日本版は「セクシュアリティに関する管理・統制」，「性的権利」，「パートナーとの生活・子育て」，ASQ-GP 日本版は「性的権利」，「セクシュアル・プレジャー」，「セクシュアリティに関する管理・統制」と命名され，構成概念妥当性と信頼性が確認された．
ISSN:0387-9682
2758-9048
DOI:10.60260/jasdd.45.2_166