ライティング科目の探究型レポート課題における自己評価の特徴

本研究では,大学でのライティング科目における最終レポート課題に対して学生の自己評価を実施し,その特徴について明らかにすることを目的とした.ライティング科目の受講生33名を対象に,ルーブリックによる自己評価を実施し,各項目の平均値や項目間の相関係数を算出した.その結果,文の体裁・文法表現に関する自己評価が他の項目に比べて低い傾向にあり,当該授業においてはこれらに関する練習の機会をより多く設ける必要性があることが示唆された....

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Published in日本教育工学会論文誌 Vol. 47; no. Suppl.; pp. 177 - 180
Main Authors 小林, 雄志, 高橋, 光輝
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本教育工学会 20.03.2024
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Summary:本研究では,大学でのライティング科目における最終レポート課題に対して学生の自己評価を実施し,その特徴について明らかにすることを目的とした.ライティング科目の受講生33名を対象に,ルーブリックによる自己評価を実施し,各項目の平均値や項目間の相関係数を算出した.その結果,文の体裁・文法表現に関する自己評価が他の項目に比べて低い傾向にあり,当該授業においてはこれらに関する練習の機会をより多く設ける必要性があることが示唆された.
ISSN:1349-8290
2189-6453
DOI:10.15077/jjet.S47089