4.特殊条件下の「説明と同意」 2)遺伝カウンセリングと診療報酬評価

生涯変化せず,将来の発症を予知することができる可能性があり,当事者だけではなく血縁者にも影響を与え得る遺伝・遺伝子情報を扱う際には,遺伝カウンセリングが必要である.遺伝カウンセリングを担う人材としては,臨床遺伝専門医および認定遺伝カウンセラーが養成されており,診療体制としては,大学病院を中心に,遺伝カウンセリング部門(遺伝子医療部門)が整備されつつある.内科系技術評価全体のシステム改革の中で,遺伝カウンセリングの診療報酬についてもしっかりと位置付けていく必要がある....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本内科学会雑誌 Vol. 103; no. 12; pp. 2962 - 2967
Main Authors 福嶋, 義光, 高田, 史男
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 2014
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN0021-5384
1883-2083
DOI10.2169/naika.103.2962

Cover

More Information
Summary:生涯変化せず,将来の発症を予知することができる可能性があり,当事者だけではなく血縁者にも影響を与え得る遺伝・遺伝子情報を扱う際には,遺伝カウンセリングが必要である.遺伝カウンセリングを担う人材としては,臨床遺伝専門医および認定遺伝カウンセラーが養成されており,診療体制としては,大学病院を中心に,遺伝カウンセリング部門(遺伝子医療部門)が整備されつつある.内科系技術評価全体のシステム改革の中で,遺伝カウンセリングの診療報酬についてもしっかりと位置付けていく必要がある.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.103.2962