5.自己免疫性溶血性貧血
昨年改訂された「自己免疫性溶血性貧血(AIHA)診療の参照ガイド」に沿って,AIHAの診療全般について概説した.AIHAの1割にCoombs試験陰性例があり,診断に苦慮する場合は赤血球結合IgG定量が有用である.従来のステロイドを中心とした治療法に不応な症例に対して,抗体療法が注目されてきている....
Saved in:
Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 101; no. 7; pp. 1960 - 1968 |
---|---|
Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本内科学会
2012
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
DOI | 10.2169/naika.101.1960 |
Cover
Summary: | 昨年改訂された「自己免疫性溶血性貧血(AIHA)診療の参照ガイド」に沿って,AIHAの診療全般について概説した.AIHAの1割にCoombs試験陰性例があり,診断に苦慮する場合は赤血球結合IgG定量が有用である.従来のステロイドを中心とした治療法に不応な症例に対して,抗体療法が注目されてきている. |
---|---|
ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
DOI: | 10.2169/naika.101.1960 |