大型および巨大脳動脈瘤に対する順行性血流温存を基本としたわれわれの治療法
対象は過去16カ月間のクリッピングを行った大型動脈瘤45例のうち,largeタイプ40例,giant type 5例である.45例のうち8例はくも膜下出血発症,37例は脳ドックでの摘出術である. 当教室では手術難易度の高い大型動脈瘤に対して,できる限り自然の血行動態を保ちながら親動脈血管構築を行うことを目標としてきた.今回45例のクリッピング術のうち,特に内頚動脈瘤では血管内外科とタイアップし,retrograde suction decompression法により瘤の内圧を減らし安全に親動脈構築が可能であった.呈示症例は,右large未破裂内頚動脈瘤でmultiple clips in ta...
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Published in | 脳卒中の外科 Vol. 37; no. 3; pp. 156 - 161 |
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Main Authors | , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本脳卒中の外科学会
2009
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