ウガンダの集約酪農地域における牛群管理方法の現状と牛群管理が産乳量・潜在性ケトーシスへ及ぼす影響

近年ウガンダの酪農業は集約化が進み,牛群管理と乳牛の栄養状態への影響が懸念されるが,ウガンダ南西部の牛群管理の現況は報告されていない。本横断研究は,牛群の飼養管理状況を記述し,飼料給与と乳量・血中ケトン体濃度の関係を調査することにより,この地域における飼養方法の現状を把握し今後の発展のための方向性を見いだすことを目的に実施した。2016年10月から2017年3月に30農場の506成乳牛を対象に聞き取り調査を実施した。飼料給与が乳量と血中β-hydroxybutyrat濃度(BHB)へ及ぼす効果を推定するため原因図式により交絡因子を選択し,混合効果モデルを用いた多変数解析を実施した。平均牛群規模...

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Published in獣医疫学雑誌 Vol. 24; no. 1; pp. 1 - 10
Main Authors 三山, 豪士, BYARUHANGA, Joseph, 岡村, 郁夫, 中辻, 浩喜, 中尾, 敏彦, 及川, 伸, MWEBEMBEZI, William, 蒔田, 浩平
Format Journal Article
LanguageEnglish
Published 獣医疫学会 20.07.2020
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