山口大学医学部附属病院歯科口腔外科における過去10年間の小児外来患者の臨床統計学的検討

• Published in: 小児口腔外科 Vol. 10; no. 1; pp. 13 - 18
• Main Authors: 山田, 芽, 吉村, 達雄, 浅海, 秀明, 早津, 良和, 丸岡, 由佳, 藤本, 佐千恵, 石丸, 孝則, 篠崎, 文彦
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 日本小児口腔外科学会 30.06.2000
• Subjects: 小児患者; 統計的観察
• ISSN: 0917-5261; 1884-6661
• DOI: 10.11265/poms1991.10.13

緒言 今回われわれは, 山口大学医学部附属病院歯科口腔外科における小児患者の動態を検討し, 顎口腔領域の小児疾患について, 過去10年間の当科外来小児患者の臨床統計的観察を行ったので報告する. 対象および方法 山口大学医学部附属病院の1989年1月1日から1998年12月31日までの10年間に歯科口腔外科を受診した初診患者14,957名のうち, 16歳未満の小児患者1,497名（男児；795名, 女児；702名）を対象とした. 方法は, 対象患者の外来および入院診療録等の資料から, 1. 全小児外来患者, 2. 歯科・口腔外科疾患の疾患別頻度, 3. 入院, 4. 来院経路, 5. 時間外, 外来患者数, 6. 時間外外来疾患別頻度について臨床統計的に検討した.