ドデシルアンモニウム陽イオン吸着―逆相系C18カラムを用いた陰イオンクロマトグラフィーと海水中の微量陰イオンの同時定量
イオンクロマトグラフィー(IC)を用いる海水中の微量無機陰イオン[ヨウ素酸イオン(IO3-),臭素酸イオン(BrO3-),臭化物イオン(Br-),亜硝酸イオン(NO2-),硝酸イオン(NO3-),ヨウ化物イオン(I-)]の同時定量法を検討した.分離カラムとしてドデシルアンモニウム陽イオン(DA+)を平衡吸着させた逆相系C18シリカカラムあるいは逆相系C18ポリマーカラム,溶離液として0.5 mM塩化ドデシルアンモニウム(DAC)と5 mMリン酸緩衝液を含む高濃度塩化ナトリウム溶離液(pH範囲: 2.0~6.5)を用いて目的イオンの分離を検討した.ポリマーカラムではアルカリ領域(pH範囲: 7....
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Published in | 分析化学 Vol. 64; no. 8; pp. 601 - 608 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本分析化学会
2015
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