異時性口腔多発癌10例の臨床的検討

1990年から2003年に当科にて治療した異時性口腔多発癌10例に関して検討を行った。男性7例, 女性3例で初診時年齢は45~88歳で平均65.6歳であった。第2癌発生までの期間は16か月から10年1か月におよび, 平均5年5か月であった。組織学的には, ほとんどが高分化型扁平上皮癌で, 発育様式は前癌病変を伴なった表在型のものが多数を占めた。...

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Published in日本口腔腫瘍学会誌 Vol. 17; no. 3; pp. 137 - 142
Main Authors 式守, 道夫, 山下, 佳雄, 後藤, 昌昭
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本口腔腫瘍学会 15.09.2005
日本口腔腫瘍学会
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ISSN0915-5988
1884-4995
DOI10.5843/jsot.17.137

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Summary:1990年から2003年に当科にて治療した異時性口腔多発癌10例に関して検討を行った。男性7例, 女性3例で初診時年齢は45~88歳で平均65.6歳であった。第2癌発生までの期間は16か月から10年1か月におよび, 平均5年5か月であった。組織学的には, ほとんどが高分化型扁平上皮癌で, 発育様式は前癌病変を伴なった表在型のものが多数を占めた。
ISSN:0915-5988
1884-4995
DOI:10.5843/jsot.17.137