軟部組織硬度計による再現性の検討
【目的】我々理学療法士は,軟部組織の硬度を評価する機会が多い.しかし,硬度の評価は主観的にならざるを得ないのが現状である.我々は,現在までに軟部組織硬度計による測定値の信頼性の検討を行い,7回の測定によるICC値が高値を示す結果を得た.臨床応用のためには,より少ない測定回数で高い再現性を示す必要があり,本研究では押圧を一定にするために開発されたアラーム付き軟部組織硬度計を使用し再現性・信頼性について,同一検査者・複数検査者間での検討と従来の軟部組織硬度計とを比較検討し,若干の知見を得たので報告する. 【方法】2種類の軟部組織硬度計(TRY-ALL社製1)TDM-N1;以下N1,2)TDM-NA...
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Published in | 関東甲信越ブロック理学療法士学会 Vol. 26; p. 51 |
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Main Authors | , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
社団法人 日本理学療法士協会関東甲信越ブロック協議会
2007
|
Subjects | |
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ISSN | 0916-9946 2187-123X |
DOI | 10.14901/ptkanbloc.26.0.51.0 |
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Abstract | 【目的】我々理学療法士は,軟部組織の硬度を評価する機会が多い.しかし,硬度の評価は主観的にならざるを得ないのが現状である.我々は,現在までに軟部組織硬度計による測定値の信頼性の検討を行い,7回の測定によるICC値が高値を示す結果を得た.臨床応用のためには,より少ない測定回数で高い再現性を示す必要があり,本研究では押圧を一定にするために開発されたアラーム付き軟部組織硬度計を使用し再現性・信頼性について,同一検査者・複数検査者間での検討と従来の軟部組織硬度計とを比較検討し,若干の知見を得たので報告する. 【方法】2種類の軟部組織硬度計(TRY-ALL社製1)TDM-N1;以下N1,2)TDM-NA1:アラーム付き;以下NA1)を使用し,それぞれ21名,22名の被験者(理学療法士・作業療法士)により,ポリウレタン素材(アクションジャパン社製,ACTION Hand Exerciser)の硬度を数日の練習を行った後に7回測定し,同一検査者間及び複数検査者間の再現性・信頼性について検討した.分析方法は,同一検査者の再現性では変動係数(以下CV値),複数検査者間の信頼性では級内相関係数(ICC)を用いて検討した. 【結果】同一検査者間のCV値ではN1:平均5.7%(2.2~11%),NA1:平均3.8%(1.5~6%)でありNA1で再現性が高値を示した.また複数検査者間信頼性は,N1でICC(1・1)=0.56,ICC(1・7)=0.9,NA1ではICC(1・1)=0.42,ICC(1・7)=0.83であり,複数回測定での信頼性が高値を示し,特にN1の信頼性が高値を示した.またサンプル硬度の平均値±標準偏差は,N1が1.05±0.03N,NA1が1.02±0.01Nであった. 【考察】本研究の結果,CV値が低値を示したことから,N1に比較してNA1での再現性が高いことが示された.これは軟部組織硬度計使用時の問題点である押圧の改善が認められたことを表し,同一検査者による軟部組織硬度を指標とした臨床応用の可能性が示唆された.複数検査者間での信頼性においては,7回の平均値を採用することによる可能性が示唆された.しかし,本結果から複数検査者間では,N1におけるICC値が高値を示した.これは検査者間で押圧の差が生じた事を意味し,N1で見られたばらつきが改善されたためと推察され,更なる改良が必要であると考えられた.軟部組織硬度計の評価は,臨床上必要不可欠であり,より信頼性の高い計測方法を開発することは理学療法を実施する上で有用である. 今後の課題は,皮膚に対する押圧の方向や圧力をより定量化できる方法を開発し,軟部組織硬度を計測するための最適なパラメーターを検討することである. |
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AbstractList | 【目的】我々理学療法士は,軟部組織の硬度を評価する機会が多い.しかし,硬度の評価は主観的にならざるを得ないのが現状である.我々は,現在までに軟部組織硬度計による測定値の信頼性の検討を行い,7回の測定によるICC値が高値を示す結果を得た.臨床応用のためには,より少ない測定回数で高い再現性を示す必要があり,本研究では押圧を一定にするために開発されたアラーム付き軟部組織硬度計を使用し再現性・信頼性について,同一検査者・複数検査者間での検討と従来の軟部組織硬度計とを比較検討し,若干の知見を得たので報告する. 【方法】2種類の軟部組織硬度計(TRY-ALL社製1)TDM-N1;以下N1,2)TDM-NA1:アラーム付き;以下NA1)を使用し,それぞれ21名,22名の被験者(理学療法士・作業療法士)により,ポリウレタン素材(アクションジャパン社製,ACTION Hand Exerciser)の硬度を数日の練習を行った後に7回測定し,同一検査者間及び複数検査者間の再現性・信頼性について検討した.分析方法は,同一検査者の再現性では変動係数(以下CV値),複数検査者間の信頼性では級内相関係数(ICC)を用いて検討した. 【結果】同一検査者間のCV値ではN1:平均5.7%(2.2~11%),NA1:平均3.8%(1.5~6%)でありNA1で再現性が高値を示した.また複数検査者間信頼性は,N1でICC(1・1)=0.56,ICC(1・7)=0.9,NA1ではICC(1・1)=0.42,ICC(1・7)=0.83であり,複数回測定での信頼性が高値を示し,特にN1の信頼性が高値を示した.またサンプル硬度の平均値±標準偏差は,N1が1.05±0.03N,NA1が1.02±0.01Nであった. 【考察】本研究の結果,CV値が低値を示したことから,N1に比較してNA1での再現性が高いことが示された.これは軟部組織硬度計使用時の問題点である押圧の改善が認められたことを表し,同一検査者による軟部組織硬度を指標とした臨床応用の可能性が示唆された.複数検査者間での信頼性においては,7回の平均値を採用することによる可能性が示唆された.しかし,本結果から複数検査者間では,N1におけるICC値が高値を示した.これは検査者間で押圧の差が生じた事を意味し,N1で見られたばらつきが改善されたためと推察され,更なる改良が必要であると考えられた.軟部組織硬度計の評価は,臨床上必要不可欠であり,より信頼性の高い計測方法を開発することは理学療法を実施する上で有用である. 今後の課題は,皮膚に対する押圧の方向や圧力をより定量化できる方法を開発し,軟部組織硬度を計測するための最適なパラメーターを検討することである. 【目的】我々理学療法士は,軟部組織の硬度を評価する機会が多い.しかし,硬度の評価は主観的にならざるを得ないのが現状である.我々は,現在までに軟部組織硬度計による測定値の信頼性の検討を行い,7回の測定によるICC値が高値を示す結果を得た.臨床応用のためには,より少ない測定回数で高い再現性を示す必要があり,本研究では押圧を一定にするために開発されたアラーム付き軟部組織硬度計を使用し再現性・信頼性について,同一検査者・複数検査者間での検討と従来の軟部組織硬度計とを比較検討し,若干の知見を得たので報告する. 【方法】2種類の軟部組織硬度計(TRY-ALL社製1)TDM-N1;以下N1,2)TDM-NA1:アラーム付き;以下NA1)を使用し,それぞれ21名,22名の被験者(理学療法士・作業療法士)により,ポリウレタン素材(アクションジャパン社製,ACTION Hand Exerciser)の硬度を数日の練習を行った後に7回測定し,同一検査者間及び複数検査者間の再現性・信頼性について検討した.分析方法は,同一検査者の再現性では変動係数(以下CV値),複数検査者間の信頼性では級内相関係数(ICC)を用いて検討した. 【結果】同一検査者間のCV値ではN1:平均5.7%(2.2~11%),NA1:平均3.8%(1.5~6%)でありNA1で再現性が高値を示した.また複数検査者間信頼性は,N1でICC(1・1)=0.56,ICC(1・7)=0.9,NA1ではICC(1・1)=0.42,ICC(1・7)=0.83であり,複数回測定での信頼性が高値を示し,特にN1の信頼性が高値を示した.またサンプル硬度の平均値±標準偏差は,N1が1.05±0.03N,NA1が1.02±0.01Nであった. 【考察】本研究の結果,CV値が低値を示したことから,N1に比較してNA1での再現性が高いことが示された.これは軟部組織硬度計使用時の問題点である押圧の改善が認められたことを表し,同一検査者による軟部組織硬度を指標とした臨床応用の可能性が示唆された.複数検査者間での信頼性においては,7回の平均値を採用することによる可能性が示唆された.しかし,本結果から複数検査者間では,N1におけるICC値が高値を示した.これは検査者間で押圧の差が生じた事を意味し,N1で見られたばらつきが改善されたためと推察され,更なる改良が必要であると考えられた.軟部組織硬度計の評価は,臨床上必要不可欠であり,より信頼性の高い計測方法を開発することは理学療法を実施する上で有用である.今後の課題は,皮膚に対する押圧の方向や圧力をより定量化できる方法を開発し,軟部組織硬度を計測するための最適なパラメーターを検討することである. |
Author | 烏野, 大 高梨, 晃 赤星, 和人(MD) 加地, 啓介 小林, 準 藤原, 孝之 伊藤, 修一 阿部, 康次 山本, 巌 小駒, 喜朗 |
Author_xml | – sequence: 1 fullname: 藤原, 孝之 organization: 郡山健康科学専門学校理学療法学科 – sequence: 1 fullname: 赤星, 和人(MD) organization: 市川市リハビリテーション病院リハビリテーション部 – sequence: 1 fullname: 高梨, 晃 organization: 市川市リハビリテーション病院リハビリテーション部 – sequence: 1 fullname: 烏野, 大 organization: 伊藤超短波株式会社 – sequence: 1 fullname: 阿部, 康次 organization: 信州大学繊維学部機能高分子学科 – sequence: 1 fullname: 小林, 準 organization: 市川市リハビリテーション病院リハビリテーション部 – sequence: 1 fullname: 山本, 巌 organization: 信州大学繊維学部機能高分子学科 – sequence: 1 fullname: 伊藤, 修一 organization: 市川市リハビリテーション病院リハビリテーション部 – sequence: 1 fullname: 加地, 啓介 organization: むらた整形外科リハビリテーション科 – sequence: 1 fullname: 小駒, 喜朗 organization: 信州大学繊維学部機能高分子学科 |
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Copyright | 2007 日本理学療法士協会関東甲信越ブロック協議会 |
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DBID | RYH |
DOI | 10.14901/ptkanbloc.26.0.51.0 |
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EISSN | 2187-123X |
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MeetingName | 関東甲信越ブロック理学療法士学会 第26回関東甲信越ブロック理学療法士学会 |
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PublicationTitle | 関東甲信越ブロック理学療法士学会 |
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PublicationTitle_FL | 関東甲信越ブロック理学療法士学会 |
PublicationYear | 2007 |
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