気分障害による休職後に復職・就労継続している労働者のレジリエンス

目的:気分障害による休職後に復職・就労継続している労働者のレジリエンスを明らかにする。 方法:気分障害による休職後に復職・就労継続している労働者8名を研究参加者とし,半構造化面接により収集したデータを質的記述的に分析した。 結果:研究参加者は,【就労継続を重視した病気との折り合い】をつけ,【就労の意味のリフレーミング】や【就労継続可能な環境の調整】によって就労することの意味や就労環境に対する認識を変化させていた。また,就労継続できていることや新たな就労への向き合い方により【就労継続での肯定的な側面の認識】が可能となり,就労継続していることが明らかとなった。 結論:気分障害による休職後の就労継続...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本看護研究学会雑誌 Vol. 43; no. 5; pp. 5_847 - 5_855
Main Authors 川崎, 絵里香, 田中, 浩二, 大江, 真吾, 大江, 真人, 長山, 豊
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本看護研究学会 20.12.2020
Subjects
Online AccessGet full text

Cover

Loading…